関西新聞
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被災地 1日は雨や雪の見込み 少ない雨でも土砂災害に注意を

気象庁によりますと、能登地方や、その周辺を震源とする地震の回数は徐々に減少しているものの、依然、地震活動が活発な状態が続いています。

震度1以上の揺れを観測した地震は、31日午後4時までに1561回にのぼり、気象庁は今後、2週間から3週間ほどは最大震度5弱程度か、それ以上の地震に注意するよう呼びかけています。

避難生活の長期化で体調を崩す人が相次ぎ、「災害関連死」の疑いで亡くなった人も確認されています。

家族や周りに体調を崩している人がいないか、声をかけあい、毛布などで体を温めたり、定期的に体を動かしたりするなど、低体温症などへの対策を心がけてください。

一方、能登半島地震の被災地は、日中の最高気温が
▽輪島市で13.8度
▽金沢市で12.7度と、
3月下旬から4月上旬並みの暖かさとなりました。

気温の上昇に伴って、雪どけが進み、なだれや落雪が起きやすくなります。

2月1日は寒気の影響で、それほど気温は上がらず、日中の最高気温は、
▽輪島市で5度
▽金沢市で8度
と予想されていますが、雨や雪となるところがある見込みです。

これまでの地震で地盤が緩んでいるため、気象庁は、雪どけや少ない雨でも土砂災害が起きるおそれがあるとして、注意を呼びかけています。

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